最澄・3冊/栗田勇/限定版/三方金/定価57134円/受戒した最澄は政争に揺れる朝廷や爛熟した南都仏教の空気の中で新しい日本仏教の行方を思う

商品説明
最澄・3冊/栗田勇/限定版/三方金/定価57134円/受戒し最澄と名乗るようになった彼は政争に揺れる朝廷や爛熟した南都仏教の空気の中で新しい日本仏教の行方を思う

平成10年 限定版 二重箱 全3冊 定価57143円 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

あれが三十年前の聖武帝の世の大事業、大仏開眼供養の行われた東大寺だ…聖徳太子の理想と鑑真和上の教えを敬仰しつつ仏教者を志した若き最澄(広野)の眼に、大仏殿の偉容が、都の甍が見えた。師・行表に導かれて得度し、山の聖や民に守られながら修業を続け、やがて、南都の大寺、大安寺の僧として受戒の日も近い新たな決意の中で、最澄はすでに着手されている遷都計画と政争に揺れる桓武朝廷内の空気を感知しつつ、師や先達僧、陰陽師の友・犬目、政事の黒幕・克麻呂、新羅商人の娘・張詠麗らの話から、まだ見ぬ中国、印度、新羅の仏教聖地への巡礼を、日本の仏教の行方を思った…。爛熟した奈良仏教の渦の中日本の神々と出会い新しい日本仏教の扉を開く。伝教大師の生涯と思想。

聖徳太子の思想と鑑真和上の教えを敬仰し、仏教者を志す青年・広野。受戒し、最澄と名乗るようになった彼は、政争に揺れる朝廷や、爛熟した南都仏教の空気の中で、新しい日本仏教の行方を思う。

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