中出敏彦氏の1974年作1500Sクラシックギターの品です。
当時の上位機種で表板松・横裏板ハカランダで全単板・全セラック塗装です。
裏板の割れ修理跡が数箇所あり割れが開いている部分が右側にあります（左側も微妙です）。
ヘッドはアグアドをより和風にしたような形状で、音色もどこか和風な柔らかさを感じます。
音色同様に弦のテンションは柔らかめです（ギンギンした金属的な音は出ません）。
1弦12Fアポヤンドでラミレス的なスコンとした音も出せます。
この年代の氏のギターは5弦解放弦Aにウルフトーンが目立つ個体が多く感じますが、このギターはウルフトーンが目立ちませんので曲を選ばず弾けると思います。
音量は特に小さくも大きくもなく標準的です。
写真のコルドバ製セミハードケース（超軽量1.9kg）にギター本体を入れ、エアパッキンを巻いた簡易梱包にて発送します（ベルトは付属しませんがベルト２本で背負えます）。
現状、裏板の割れ以外は特に調整することなくそのまま弾ける修理する場合は落札者様にてご手配ください（埋め木をオススメします）。
大事にしていただける方にお譲りできたらと思います。

弦長656mm・ナット幅52mm・弦高(12F)1弦 約2.6mm・6弦 約3.5mm
ネック若干順反り ペグ ゴトー35G1600軸間35mm

ノークレームノーリターンにてお願いします。
落札後のキャンセルはお断りいたします。