1960年代の「週刊少年サンデー」や「学年誌」「ボーイズライフ」各誌上で人気のメカニック・イラストレーター長岡秀三（後の長岡秀星）に箱絵を依頼した、小暮模型末期のオリジナルSF模型3種のうちの1つ「ファイアーバードNo.2」の、名称およびメーカー替え商品です。
SFシリーズ「国際宇宙軍」という触れ込みで、大手玩具メーカー「バンダイ」から3種同時に1967年12月発売されたもののうちの１つです。
国際宇宙軍1号車「アタッカー」、２号車「デストロイヤー」、３号車「サイドワインダー」として発売されました（10枚目の写真参照）。
この3種の共通の特徴は、動力源である単2電池2本の「ケース」としての円筒形フォルムや円径を外観デザインに活かしているという点にあります。当時大ヒットした水中モーター「マブチS-1」のコンセプトからの強い影響が感じられます。同様コンセプトの水物プラモデルや水物玩具が多数発売された時期でもありました。
ギアボックス内の特殊装置で、コクピットから突き出た機銃から火花を発し、左右のヘッドライトを灯しながら、走り回ります。マブチ１５モーター、単２電池2本別買。
当時価格500円。品番 PS/F3-500箱サイズ横35.6cm x 縦20.0cm x 高さ6.0cm
【ご注意】箱左右側面が紫外線で色褪せしています（写真参照）。箱の一部に亀裂があり、セロテープによる補修跡があります（写真参照）。美品をお求めの方は、入札なさらないでください。
※同時に長岡秀三プラモデルコレクションを放出中です。また、国際宇宙軍1号車「アタッカー」（箱絵は梶田達二）も出品中です。あわせてご覧ください。