nonDuct-B108 ノンダクトバスレフ 節約 hivi research ハンドメイド

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nonDuct-B108です。板厚は全面19ミリ厚です。写真2.3をご覧になっていただきたいのですが、内部に仕切り板を設置してみました。ダブルバスレフのように空気室を分けるということではなく、空気の流れを整える事が出来ないか?という思いで実験的に内部を三角形を二つにするように設計してみました。ダクトに一気に空気が流れ込むイメージです。写真では吸音材を貼る前ですが、仕切り板の裏表も含めてほぼ全面に薄手のウレタンスポンジ系で吸音しています。ユニットは8センチで1番低音が凄いと思うhivi researchのb3nを使っています。ユニットのおかげもあると思いますが、60hz辺りからしっかりと再生できています。正直、仕切り板の効果ははっきりと確信出来ていませんが、音は素晴らしい出来と思います。★★nonDuct-バスレフについて★★小型ブックシェルフ等で低域をしっかり再生するためには、バスレフ型が最適と思いますが、大きなメリットとともにデメリットもあります。一番大きなデメリットはダクト自体の共振によるスピーカーのSN比の低下があると考えています。ダクトは一定の周波数を共振させて低域を増強させる方法ですがダクト内の空気の流れで増強させるということはダクト自体もその周波数で激しく共振してしまいます。このダクト自体の共振を止めるためにブチルゴムを巻いたりの鳴き止めをしますが、不十分です。そこでダクト自体の共振を止めるためにダクト=筒(紙や塩ビ等)をつけずに板厚に穴を開けることでその穴をダクトとして動作させようというものです。例えば内径3センチで長さ7センチのダクトをつけたい場合板厚を7センチにしてそこに3センチの穴を開ける方法です。この方式のバスレフを20年以上前から作ってきましたが非常に良い結果を得られています。もたらされるのはスピーカーの高いSN比です。ステレオイメージを追求するのには最適な方法と考えています。nonDuctバスレフと勝手にネーミングして通常のバスレフ型と区別しています。

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