オディオの純銀950ティーポットです。特筆すべきは1819年8月16日～1838年5月9日の間にしかされなかった刻印がございます。つまり200年近く前のお品です。工房はオディオです。刻印から1825年から189年に使われたものです。日本では知名度が低いですがフランスでは銀食器では一番の工房です。1690年から創業しておりその技術の高さから高級銀食器として今でも活躍している工房です。見ていただきたいのは彫りの細やかさ、注ぎ口の装飾、トップの花の装飾、とても細かい彫りを行うことでまるでダイヤを散りばめたような輝きを表現しています。蓋を閉めたときの本体との面一、段差が全くない職人技です。私も多数の素晴らしい工房の銀食器を取り扱っていますがやはりオディオは群を抜いています。状態は200年前のものと思えない良好な保管状態です。注ぎ口の下側あたりに目立たないエクボ、その他スレなどございますがアンティーク特有の味の範囲です。底面の赤印箇所、ヒビのように見えますがヒビではございません。鋳造の際の窪みのようなものです。問題ございません。1800年代のアンティーク品、とてもロマンのあるお品です。サイズ　　高さ13.5cm 幅25cm×14cm 重さ836g 満水1250ml1819年 オディオ 純銀950 ティーポット スターリングシルバー 蚤の市 アンティーク オールド フランス ヴィンテージ パリ 銀食器 カトラリー 中国茶 f110